歯周治療の流れ
- 2025年5月13日
- 歯周治療
歯周病とは、歯肉の炎症が進行すると歯を支えている骨が徐々に失われていく病気です。放置していると歯が揺れてきて、しだいに抜け落ちてしまう場合があります。
そうならないために歯周病の検査をし、予防していくことが重要です。
*当院は保険診療のルールに基づいた歯周治療を行っています。
①検査1
お口全体のレントゲン撮影、口腔内写真、歯周ポケット検査をします。
現在の口腔内の状況を確認し、歯周病かどうかを確認、治療が必要な場合は今後の流れと正しい歯磨きの仕方について説明します。
②クリーニング
歯と歯肉を境目としたラインより上に付着した汚れや歯石を取り除き、歯面をツルツルに磨きます。
③検査2
1回目のクリーニングにより、歯肉の状態が改善されたかどうか、状態が変わっていないか等より詳しく検査します。
部分的な小さいレントゲンを用いてお口全体を撮影、口腔内写真、歯周ポケット検査をします。
今後の治療の進め方を改めてご説明します。
問題ない方は、ご自身でセルフケアを行いながらメインテナンスで状態を管理していきます。
④歯周治療が必要な方
歯周ポケット内の汚れや歯石を取り除きます。
治療回数は症状によって異なりますが、4~6回程度が一般的です。
⑤精密検査
治療後歯茎の状態が改善されているか1か月間様子見します。
問題なければ歯周治療終了となり、メインテナンスに移行します。
検査で状態の回復がみられない場合、外科治療を行います。
※治療計画は患者さんの納得いただける治療法をご提案します。